DATE 2024年6月18日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
外壁塗装を検討中の皆様!
💬「見積を依頼したけど、見積書の何を見れば良いかわからない」
💬「とにかく損はしたくない!見積書のどこをチェックすればいいのか知りたい」
💬「見積書の記載内容は、専門用語が多くて意味がわからない」
見積書に困っていませんか?多くのコラムや記事では「相見積もりをしましょう!」や「見積書を細かくチェックしましょう!」とは書いてあるものの、見積書の具体的に「どこを?」「どんな風に?」チェックするのかに関しては、あまり深くまで言及されていません。
そこで今回のお役立ちコラムでは外装劣化診断士兼営業スタッフである私小黒自らが見積書の見方やチェックすべきポイントをわかりやすくお話ししていきたいと思います!
外壁塗装の見積書が詳しく書かれているか
外壁塗装の見積書に関して、まず重要なのは内容が詳しく書かれているかです。簡素すぎる見積書では、そもそも内容をチェックすることが難しく、十分な情報があるとは言えません。
不要な工程が含まれていないかチェックできる
外壁塗装の見積書が細かく記載されていれば、不要な工程が含まれていないかなどをチェックできます。たとえば雨樋の塗装は必要ないと考えているのに、項目に含まれているのだとしたら不要でしょう。
塗装業者に「再塗装したほうが良い」「メンテナンスしたほうが良い」とアドバイスをもらうこともあるでしょうが、どこまで工事するかは自分次第であり、予算を超えるから何かの作業を削ることは珍しくありません。
ただし「足場代」はカットしにくいことを覚えておきましょう。「足場代は高いからハシゴなどを使って簡易的に塗装してほしい」と思うかたもいるかもしれませんが、足場の設置は労働安全衛生法によって定められているため、有無を選択することはできません。
足場に関する法律(労働安全衛生法)※一部抜粋 |
足場における高さ2メートル以上の作業場所には、次に定めるところにより、作業床を設けなければならない。
・幅は、40センチメートル以上とすること。 ・床材間の隙間は、3センチメートル以下とすること。 ・床材と建地との隙間は、12センチメートル未満とすること。 ・作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、高さ10センチメートル以上の幅木、メッシュシートもしくは防網、又はこれらと同等以上の機能を有する設備を設けること。 |
上記のような法律があるため、「足場を使わず、ハシゴで塗装するから安くできます!」と言われた場合は、むしろ信用できない業者と思ったほうが良いでしょう。悪徳業者である可能性もあります。
他の外壁塗装業者と比較しやすくなる
他の外壁塗装業者と比較しやすくなるのもポイントです。人件費や足場代、材料費などは本来あまり差がでないものですが、全く同じとならないことも多いため、確認しておきましょう。
同時に見積依頼をだしていることは隠す必要ありません。塗装業者も引っ越し業者などと同じように「相見積されていて当たり前」と考えているため、「他の業者にも見積を依頼しているから、少し待ってほしい」と言っても問題ないでしょう。
むしろ競合している相手がいるとわかれば、自社のアピールポイントや特徴をわかりやすく説明してくれるでしょうから、外壁塗装業者選びもはかどります。
工事中に見積り内容と相違ないか確認できる
外壁塗装業者とのトラブルでもっとも困るのは言った・言わない論争です。「〇〇をやるといったのにやってくれない」「〇〇を安くすると言ったのに値引きされていない」などという事態にならないように、見積書で希望通りの工事内容になっているか確認しましょう。
業者も人間なので、悪気はないが打ち合わせで話していた内容の1つが零れてしまっていることもあるかもしれません。想定していた項目がない場合は、何故ないのか質問することをオススメします。
【見積書の見方】それぞれの項目と意味
見積書によくかかれている項目を1つずつ解説しますので参考にしてみてください。見積書の見方を知る上で重要なポイントなのですべて確認しましょう。
足場
足場とは、外壁塗装を行うときに組み上げる、作業員用の踏み台です。足場設置は作業を安全に行うために必ず必要で、意外と大がかりな工事であり、費用も全体の2割ほどを占めます。
足場の代金は足場の面積と高さによって決まり、業者によっての差はほとんどないはずです。もし大きく値段が違う場合は何故なのか確認しておきましょう。
養生
養生は塗装すべきでない部分やものに塗料が付着しないようにビニールなどでカバーをする作業です。自宅の車などはもちろん、隣の家に塗料が付く可能性もあるならば、隣の家にも養生を行います。
洗浄
洗浄は古い塗膜や汚れを落とすのに行われる作業です。十分に洗浄を行わないと塗料が十分に付着せず剥がれてしまったり、苔・藻・カビやサビの発生を招くこともあります。
外壁塗装業者が洗浄によく使うのは、高出力の高圧洗浄機です。市販されているものとは全く違い、扱いを間違えれば怪我をしてしまうほど強力なので、ホームセンターなどには売っていません。
自分であらかじめ洗浄しておけばいいのではないかと思うかもしれませんが、高所の洗浄はかなり危険です。また外壁の素材によってはアスベストが含まれている可能性もあることから、業者にすべて任せることをオススメします。
コーキング(シーリング)
コーキング(シーリング)は外壁と外壁の隙間や、外壁の補修などに使われるシーリング材(アクリルやシリコン、ウレタンなどが材料)を充填・交換する作業です。
コーキングの耐用年数は5年から10年程度となっており、コーキングが劣化したり剥がれたりすると、雨漏りや外壁材が劣化する原因となるため、外壁塗装と同時に充填・交換するのが一般的となっています。
ケレン
ケレンとは、高圧洗浄では落としきれなかった汚れやサビ、古い塗膜などを落とす作業です。塗料との密着性をあげるためにわざと外壁材に細かい傷を付けることもあります。
ケレン作業は1種(大がかり工具を使うケレン)から4種(手作業で行うケレン)にわかれており、大がかりであるほど高額になるでしょう。もっとも一般的な戸建てにケレン作業を施す場合は、3種と4種で対応することが多く、1種や2種はよほどのことがないかぎり採用されません。
下塗り・中塗り・上塗り
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗ります。塗装業者によっては下塗り1回と上塗り2回と表現することもあるでしょうが、内容は変わりません。
下塗りは素材の保護や上塗りで使う塗料との密着性をあげるために使用され、下塗り材と呼ばれる専用の塗料を使います。どんな下塗り材を使うべきかは外壁材や上塗り塗料によって異なるでしょう。
下塗りが十分に乾いた後、中塗り(上塗り1回目)で色を付け、上塗り(上塗り2回目)で仕上げていきます。もし2回しか塗らない(コストカットする)と業者が言うのであれば、塗装が不十分に終わる可能性が高いため、他の業者に頼んだほうが無難かもしれません。
見積書で必ず確認したいポイント
見積書の見方に続いて、更に詳しく確認しておきたいポイントを紹介しますので、確認してみてください。
塗料のメーカーや品番の記載があるか
塗料のメーカーや品番の記載があるかは必ず確認しましょう。書かれているメーカーと品番でインターネット検索すれば、どのような塗料であるかがわかり、グレードや塗料の種類も把握できます。
優良業者であれば心配はありませんが、悪徳業者は打ち合わせで話していた塗料よりも低いグレードの塗料を使って、こっそりコストカットすることがあるため注意しましょう。
下地処理で何をするのか
洗浄やケレン作業などをどこまでするかは、業者によって異なることがあります。下処理代が安ければ良いという話ではなく、むしろ十分に作業を行わないと、仕上がりや耐久面に問題がでてくるため注意してください。
何社かに見積りをだせば、下処理に何をするのが妥当か比較できるでしょうから、確認しておきましょう。たとえば1社だけ「ケレン作業なしで十分。その分費用を安くできます!」というのであれば、その業者を選ぶのはむしろ不安です。
保証の内容が詳しく記載されているか
保証の内容は口約束では効力がないため、見積書に詳しく書かれているか確認しましょう。単に期間だけを確認するのではなく、具体的にどんな保証をしてくれるかが重要です。
もしかして悪徳業者?注意したい見積書の特徴
悪徳業者に多く見られる、注意したい見積書の特徴を3つ紹介します。いずれかに当てはまるのであれば、契約は慎重に行いましょう。
大幅な値引き(足場代無料など)がある
外壁塗装にかかる費用は定価がなく、必要な材料と人件費、足場代やその他の経費などによって個別に見積られます。そのため本来は、大幅な値引きを行えるポイントがほとんどありません。
もし大幅に値引きするというのであれば、あえて高い金額を提示してから値引きしているように見せかけていたり、想定より低いグレードの塗料を使ったり、いくつかの工程をカットしている可能性があります。いずれにしても信用できないため注意してください。
塗料名やメーカーでインターネット検索しても情報がない
塗料名や塗料のメーカーは様々ですが、どんな塗料もインターネット検索をすれば詳細な情報がでてくるはずです。
インターネット検索をしても情報がない場合、架空の塗料やメーカーを提示していて、実際にはグレードの低い塗料を使ったり薄めて使ったりする可能性があるため、注意してください
「我が社オリジナルの塗料です!」と言ってくるかもしれませんが、塗料メーカーと塗装業者は別物であり、そんなに簡単に作れるものではありません。画家と絵の具の会社が違うのと同じです。
〇〇一式と大雑把に書かれている部分が多い
〇〇一式と大雑把に書かれている部分が多い場合、詳しい工事内容や扱う製品がさっぱりわからないことがあります。重要な情報を隠しているのと同じなので、あまり信用できないでしょう。
外壁塗装の見積もり、カトペンで疑問を解決しませんか?
外壁塗装の見積書は、詳細な内容確認が重要です。塗装箇所や塗料の種類、保証内容など、専門用語が多く分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、見積書の内容を理解することで、不要な工事や悪徳業者の手口を見抜くことができます。例えば、大幅な値引きやオリジナル塗料をうたう業者は注意が必要です。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、お客様が安心してご依頼いただけるよう、詳細かつ分かりやすい見積書を作成いたします。専門用語も丁寧に説明し、疑問点があればお気軽にご質問いただけます。
外壁塗装に関するご相談は、カトペンへお問い合わせください。問い合わせフォーム、メール、お電話、またはショールームへのご来店をお待ちしております。
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