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DATE 2024年8月10日(土)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
外壁のコケの発生には原因があります。可能性が高いのは外壁の劣化です。劣化を放置すると限界が訪れます。亀裂が入れば雨天時に雨の侵入を許すことになるでしょう。とくに台風時期は大量の雨が侵入することで、住まいの耐久性の問題にもつながります。
耐久性が低下すれば、住まいの強度や安定感は失われ、倒壊の危険性さえ出てくるのです。また、外壁の美観を損なうと「手入れがされていない」というネガティブイメージを見る人に与えかねません。
そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁にコケができる原因や対策などについてくわしくお話ししていきます。
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そもそもコケとはなにか?
コケはコケ類という植物のことです。分類すると「セン類、タイ類、ツノゴケ類」という3つに分けられます。
共通するのは種ではなく胞子で増えることです。他に胞子で増えていく生物は、きのこやシダ植物やカビなどが挙げられます。ただし、コケ類の多くは緑色で葉緑体を持ち、光合成を行います。
光合成とは、光のエネルギーで無機炭素から有機化合物を合成する反応です。光合成の過程で水が分解されることで酸素が放出されています。きのこやカビは葉緑体を持っていません。他の生物の栄養によって生きています。
コケは野外で多く見られますが、外壁にも発生するものです。コケが外壁に発生する要因は複数考えられます。とくに「湿気が高い場所」「日陰」などに発生・増殖するのです。
コケの問題点は美観を損なうこと
コケの問題点は美観を損なう点です。また、外壁が劣化しているサインのため、早めに対処しないと致命的な問題が出てきます。
美観の問題に関しては、とくに賃貸物件のオーナーや、住まいを売却したい方には大問題です。入居希望者も外壁がコケだらけの物件を見れば「汚い」と認識する可能性が高いでしょう。
アパートやマンションの他、戸建ての賃貸なら入居率に大きく影響します。リフォームやリノベーションを前提にしている方なら需要はあるかもしれません。また、住まいを解体して更地にしたあとに新築住宅を建てる方もいます。ただし、自分の売りたいタイミングで都合よく現れるとは限りません。売却できなくて大幅な値下げの可能性も出てきます。
自分が住むだけでも近隣住民から白い目で見られる可能性があります。「手入れをしていない」というネガティブイメージを与えるからです。
コケで外壁材が弱くなる場合もある
コケにより外壁材が弱くなるのも問題でしょう。コケは根っこからコン酸という酸性の物質を出します。窯業系サイディングボードは主成分がセメントで、アルカリ性です。コン酸の影響を受けるとアルカリ性で安定していた状態は崩れて中性化されます。中性化した結果、外壁材は弱くなるのです。
また、酸により影響を与える要因はコケだけではありません。酸性雨も降れば外壁はコケのコン酸とダブルパンチを受けることになるのです。
コケが発生する原因とは?
コケが発生する原因は環境に大きく関係しています。コケが生えやすい環境は以下のとおりです。
- 川沿いにある
- 林や森がそばにある
- 日当たりが悪い
- 風通しが悪い
コケは湿度の高い場所を好みます。そのため川のような水辺がそばにあるとコケが発生しやすいのです。林や森もコケが多く生えています。そばにあると胞子が飛来し、外壁に付着して発生することもあるのです。
日当たりが悪い場所もコケの発生と増殖につながります。日当たりが悪い場合、外壁の表面はなかなか乾燥しません。湿度が高くなるために、コケの増殖に適しています。
これらの原因を根本から解決するのは困難です。水辺や森などを移動させることはできません。林や森を購入して木々を伐採するのも現実的ではないでしょう。そのため、原因に合わせて対処するぐらいしかできないのです。
コケが発生しやすい外壁もある
外壁の中にはとくにコケが発生し、増殖しやすいものもあります。そのような壁の場合、日頃から注意してコケが発生しないよう、こまめな清掃をしたほうがいいでしょう。以下がコケの発生しやすい外壁です。
モルタル壁
砂とセメントが主原料の外壁材。モルタル壁は凹凸があるため、たとえば雨が降ると雨水や汚れが溝部分に溜まりやすいです。
リシン・スタッコ壁
リシンは塗料に細かく砕いた石や砂を混ぜて作った塗材で形成します。スタッコ壁はアクリル塗料に骨材や石灰などを混ぜた塗材で形成するのが特徴です。リシン壁もスタッコ壁も、ともに凹凸が形成されています。そのため凹凸の溝部分に雨水や汚れが溜まりやすいです。
サイディング壁
窯業サイディングは日本の一戸建てで多く採用されています。多彩なデザイン性も人気の理由でしょう。ただ、中には凹凸の多いデザインもあり、水や汚れが溜まりやすいのです。
日頃からできるコケ予防や対策
日頃から自分でもできるコケが繁殖しないための予防方法があります。限界はありますが、コケの発生や繁殖抑制が期待できるのです。以下、サイディングやモルタル、コンクリートやリシン・スタッコ壁など、それぞれに合わせた予防方法をお話しします。
サイディング
サイディングは窯業系と金属系では多少予防方法が異なります。窯業系サイディングは表面に凹凸があるため、とくに雨水や汚れが付着して残りやすいです。中性洗剤を使い、やわらかいスポンジやブラシでこすって落とします。
金属系はコケの胞子が付着しにくいものも多いです。ホースで水をかけるだけでも抑制できる可能性があります。コケがすでに発生しているなら、やわらかいスポンジやモップを使って落としましょう。
モルタル
ホースで水をかけてブラシでこするだけでも、コケの発生や増殖を抑制できます。落ちにくいなら中性洗剤やコケ専用洗浄剤を使うのもいいでしょう。コケ専用洗浄剤はホームセンターやインターネットで販売されています。
コンクリート
コンクリートもコケ専用洗浄剤で落とせます。コンクリートに対し過度にダメージを与えません。
リシン・スタッコ壁
コケ専用洗浄剤でモップやスポンジでこすって落とします。ただし力を入れ過ぎると外壁材を傷つけるリスクもあるため、慎重な作業が必要です。
これらはコケの発生や繁殖防止のための対策です。基本的にコケ専用洗浄剤を使用したほうがいいでしょう。また、こする際に力を入れ過ぎると外壁材を傷つけるリスクもあります。やわらかいスポンジや硬過ぎないブラシを使うのが無難です。
他にもコケを発生しにくくする薬剤もホームセンターでは販売しています。ただし外壁の広範囲を自力で行うのは困難です。とくに高所の外壁の場合は危険を伴います。落下の危険性もあるため控えたほうがいいでしょう。
本格的なコケ対策はプロに任せたほうが確実
自力でコケ対策をするのも限界はあります。一旦は除去できても、時間が経過すると再発する場合もあるからです。外壁塗装専門業者がコケの除去をする場合、高圧洗浄を使用します。
高圧洗浄のメリット
外壁塗装専門業者は外壁塗装する前に必ず下地をキレイにします。コケ以外にもサビやカビ、ホコリなど多種多様な汚れの蓄積があるからです。その状態で外壁塗装をしても、適切に塗料を塗れません。
外壁塗装専門業者が行う高圧洗浄は業務用です。一般家庭で日常使い用途のものより強力な洗浄力を発揮します。また、外壁塗装専門業者はバイオ洗浄にも対応できるのです。バイオ洗浄とは外壁のコケやカビのように、生物系の汚れに大きな力を発揮します。生物であるコケやカビを確実に除去するために薬品を使うのです。
コケやカビのような生物系の汚れは、少しでも残っていると再発します。バイオ洗浄なら、外壁に凹凸があっても隅から隅まで洗浄剤が浸透することで除去できるのです。
低汚染塗料による外壁塗装という選択肢もある
低汚染塗料という塗料で、コケを発生しにくくする方法もあります。低汚染塗料はまさしく「汚れにくくする」「美観の保持」に特化した塗料です。汚れにくくなるだけでなく、コケやカビや藻の繁殖の抑制も期待できます。
低汚染塗料が汚れにくいのは「親水性」が高いからです。親水性とは水となじみやすい性質を指します。そもそも外壁塗装で塗料を塗る目的は外壁表面に「塗膜」を形成するためです。
塗料は顔料・樹脂・添加剤や水やシンナーといった溶媒で構成されています。外壁に塗料を塗ると、水やシンナーといった溶媒は蒸発しますが他の成分は残るのです。残った顔料、樹脂、添加剤が塗膜となって外壁を守ります。
低汚染塗料は塗膜表面の高い密度が特徴です。そのためコケのような汚染物質が付着するのを防ぎます。たとえ汚れが付着しても親水性が高いため、雨が降ると雨水で汚れが流れ落ちるのです。低汚染塗料で代表的なものに、大手塗料メーカーアステックペイントの超低汚染性リファインシリーズが挙げられます。
超低汚染性リファインシリーズは汚れにくく、雨水で汚れを洗い流せるのが強みです。さらに遮熱性能を備えたものもあります。遮熱性が高いと太陽光を反射するため、外壁は熱の吸収を抑えられるのです。そのため真夏の室内温度上昇対策が期待できます。
カトペンはアステックペイントの超低汚染リファインによる外壁塗装が可能です
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊川市・豊橋市で「外壁塗装と屋根塗装」の職人集団です。創業77年、地域密着の外壁と屋根の塗装専門業者として多くの実績を積み重ねてきました。自動車で90分程度を施工エリア内に設定しているのには理由があります。トラブルがあればすぐ駆けつけられるよう、むやみに施工エリアを広げないと考えているからです。
カトペンでは外壁や屋根のコケ問題に対処できます。高圧洗浄やバイオ洗浄はもちろん、アステックペイントの超低汚染リファインシリーズも取り扱っているのです。マンションやアパートのような賃貸物件でコケが生えていたら入居率に関わります。一戸建てに住んでいる方も、緑色のコケが広がる外壁を見るのは、気持ちのいいものではないでしょう。
カトペンは官公庁基準の厳しい工事品質を標準採用しています。カトペンへのご相談は問い合わせフォームの他、電話やメールでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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DATE 2024年8月9日(金)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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外装劣化診断士の小黒です!
外壁は雨や風の他、紫外線で劣化します。とくに酸性雨は外壁表面にダメージを蓄積させる要因です。酸性雨でダメージを受け続けた外壁は腐食し、劣化します。劣化した外壁に風や紫外線や太陽光の熱が加わると、ますます劣化速度が早まるのです。
劣化した外壁では大切な住まいを守れません。亀裂が入ると梅雨や台風のような降水量の多い時期、雨水の侵入を許すことになるでしょう。雨漏りは快適な生活環境を奪うだけではありません。まともに住めなくなる状態まで住まいを追い詰めるのです。
雨水は木材を腐らせてシロアリが集まるきっかけになります。シロアリにかじられて木材が細くなり、腐食も加われば住まいを支えられません。小さな地震でも倒壊の危険性があります。
また、湿度が高くなると発生するカビも厄介です。天井や壁紙いっぱいに発生した黒カビは、美観面で気持ちのいいものではありません。また、カビの胞子を吸い込めばシックハウス症候群のような健康リスクも高まります。抵抗力が弱い高齢者や幼児が吸い込むのは避けたいものです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、雨と外壁の劣化の関係や対策についてくわしくお話しします。
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酸性雨とは?
酸性雨は通常より強い酸性を持った雨のことですが、雪や霧でも見られます。雨や雪や霧に二酸化硫黄や窒素酸化物といった酸性物質が含まれた状態です。
酸性雨の原因である二酸化硫黄や窒素酸化物のようなガスの発生要因は多岐にわたります。火山活動のような自然要因や、人間が化石燃料を燃やすことで発生するのです。
日本では都道府県単位で酸性雨の観測をしています。一般的に降水の酸性度は、pH(ピーエッチまたはペーハ)により、pH=−log[H+]で表します。[H+]は水素イオン濃度です。pHの数値が7より小さいと酸性、大きいと塩基性(アルカリ性)を示しています。
2014年3月の環境省の発表では、平成20年~24年にかけての降水pHの地点別年加重平均値の範囲は4.48~5.37です。(ただし平成20年度末で休止の地点を含んでいます)全地点の5年間のpH加重平均値は、4.72という結果でした。つまり日本では酸性雨が治まっていないことを示しています。
酸性雨はコンクリートを溶かし、金属にサビを発生させる原因です。河川や湖や沼の他、土壌まで酸性にすることで生態系にも悪影響があると考えられています。
参照:国土交通省気象庁降水・降下じんの化学成分酸性沈着とその定量化日本での酸性雨の状況
酸性雨が外壁のアルカリ性のバランスを崩す
外壁材も多種多様です。その中でセメント系の外壁材はサイディングやモルタルやコンクリートなどがあります。セメント系の外壁材には、砂や砂利が使われています。セメント系はアルカリ性です。水和反応という化学反応により、水酸化カルシウムが生成されて硬化しています。
ただしアルカリ性なのは新築の時点です。酸性雨の影響を受けると徐々にアルカリ性のバランスが崩れて劣化します。劣化した外壁は防御力が非常に低下した状態です。そのためカビや苔や藻も繁殖しやすくなります。外壁に防御力があれば、カビや藻は発生しませんから、早めの対処が必要です。
外壁の劣化を示すサイン
外壁が劣化したことを示すサインの代表例は以下の通りです。
ヒビ |
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色あせ |
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チョーキング |
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カビや苔や藻 |
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塗膜のはがれ |
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サビ |
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雨漏りは深刻な被害につながる
雨漏りを放置すると多くの二次被害につながります。その二次被害は、対処しなくても時間の経過で治まるものではありません。むしろ症状は悪化し、まともに住めない状態まで追い詰められます。代表的な雨漏りで引き起こされる問題は以下の通りです。
- 構造駆体が腐る
- 健康被害
- 火災
- 家具や家電が使えなくなる
- 資産価値が低下する
これらの二次被害で一番避けたいのは「命に関わる問題」でしょう。構造躯体が劣化すれば、住まいは小さな地震でも倒壊する危険性があります。倒壊して屋根の下敷きになれば命は助かったとしても大ケガを負う可能性があるのです。
雨漏りも火災につながる場合があります。漏電でショートして火花が散れば火災につながるのです。健康被害も高齢者や赤ちゃんにとっては大きなダメージでしょう。以下で各二次被害についてくわしくお話しします。
構造駆体が腐る
雨漏りは構造躯体の劣化につながります。構造躯体とは建物を支える構造体に関連する重要な部分です。たとえば、柱・梁・壁・床・基礎などがあげられます。構造躯体は建物を支える部分です。そのため雨漏りで腐食すれば弱くなります。
雨水が外壁から内部へ侵入して木材を濡らしたとします。そうすると木材の含水率(物質に含まれる水の割合)が高まり、30%〜150%程度になれば木材を腐らせる木材腐朽菌が繁殖するのです。
構造躯体が腐れば、建物の倒壊や屋根の落下リスクが高まります。また、木材だけではありません。住まいに使われている、くぎ・ねじ・金物もさびるため、住まいの強度は極端に低下します。さらに腐った木材を好むシロアリが侵入すれば大問題です。木材だけではなく断熱材なども食い散らかすため、快適な住環境も失います。
シックハウス症候群やアトピーのような健康被害
雨漏りが発生すると、住まいの湿度は高くなります。一般的にカビは温度25度、相対湿度70%だと数か月で繁殖すると考えられています。75%以上で繁殖は早まり、90%になれば2日程度で目に見えるほど繁殖するのです。
カビ以外にも、ダニやドブネズミなども湿度が高い環境を好みます。カビの胞子やダニの死骸などを吸い込めば、シックハウス症候群に罹患するリスクが高くなるのです。ダニやカビはアトピー性皮膚炎のようなアレルギー性疾患にもつながります。
1日の多くを室内で過ごす赤ちゃんや高齢者は抵抗力も高くありません。赤ちゃんの場合、乳児期から幼児期は体が成長する時期のため、悪影響を与える要因は避けたいところです。
参照:文部科学省カビ対策マニュアル実践編1-4温度・湿度データの記録と解析
火災ですべてを失う
火災も住んでいる方の命を奪いかねないトラブルです。雨漏りの雨水が、ブレーカーや電気コードに触れることで漏電する可能性は高まります。とくに台風の際は注意したいタイミングです。
たとえば雨漏りや浸水で電化製品の損傷後に通電すると、ショートして発火することがあります。また、コンセントに水分が付着していると再通電時にトラッキング現象で火災につながる場合もあるのです。
火災が発生しなくても、家具や家電は濡れて故障すれば使えなくなるでしょう。家財の損失は大きなダメージです。
外壁の劣化を防ぐには外壁塗装
雨をはじめ風や太陽光まで外壁は多くの劣化要因によって、ダメージを受け続けています。対処しないとダメージを受け続けた外壁はボロボロになるのです。有効な対策として、外壁塗装があげられます。
外壁塗装は住まいを保護するために行うものです。塗料を外壁や屋根に塗ることで、塗膜という保護膜を形成します。その塗膜があるからこそ、雨も風も太陽光も外壁に直接当たらなくて済むのです。ただ、外壁塗装は一度施工すれば半永久的に保つものではありません。色あせやはがれの他、チョーク現象などは塗膜が劣化したサインです。
塗料はグレードにより耐久性が異なります。一番安価でグレードが低いのはアクリル塗料で、耐用年数は3年〜5年程度です。一方ハイグレードな無機塗料は、約10年〜15年の耐用年数を誇ります。
一般的に多く採用されているシリコン塗料は約7年〜10年です。最後にどんな塗料で外壁塗装をしたかわからない場合、塗り替えのタイミングは10年を目安にしておくといいでしょう。また、紹介した劣化サインがあれば、外壁塗装専門業者への早めの相談が必要です。
酸性雨で劣化が気になる外壁はカトペンにお任せください
酸性雨だけではなく、風や紫外線や太陽光の熱など、外壁は多くのダメージを受け続けています。外壁塗装の劣化サインであるヒビやチョーキング現象、その他、カビや苔や藻はないでしょうか?
もしあるなら外壁塗装は株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にお任せください。
豊川市と豊橋市を中心に自社職人による外壁塗装や屋根塗装を多数手がけてきました。大手塗料メーカーアステックペイントの代理店部門施工実績は愛知県3位です。カトペンに外壁塗装の相談をするなら、ホームページの問い合わせフォームやお電話でご相談ください。外壁と屋根の診断や見積もりは無料です。
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DATE 2024年8月7日(水)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
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豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
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外装劣化診断士の小黒です!
💬「外壁塗装した方がいいのかな~と思いつつ、まだキレイだからそのままにしてる」
💬「お金がかかるから、外壁塗装はまだしなくていいと思っている」
「まだ大丈夫」と勝手に決めつけて、外壁塗装を放置していませんか?外壁塗装は10年前後を目安としてメンテナンスが必要です。なぜなら、劣化しているかどうかは自己判断が難しいからです。
一見、キレイに見えても塗料の効果が低下していることもあります。外壁の劣化サインは1つではありません。劣化をそのまま放置していると、じわじわと進行していき、自然に元通りになることはありません。一度劣化がおこると、事態は悪化していく一方なのです。
- □ 外壁に使われている塗料の耐用年数を把握していますか?
- □ 外壁の点検や診断をうけたことはありますか?
- □ 豪雨や台風、地震などのあとに外壁の様子をチェックしたことはありますか?
1つでも「いいえ」と回答した方は、ぜひ最後まで読んでください。外壁塗装を放置すると住宅に悪影響をおよぼします。正しいメンテナンスの流れも把握しておくことで、メンテナンスへのファーストステップも踏みやすくなりますよ。
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外壁塗装の放置による住宅への悪影響
一見キレイな状態に見えても、見えない部分で劣化が進行しているかもしれません。それだけでなく、塗料の耐用年数を超えていれば、塗装による効果が発揮されていない可能性もあります。
外壁塗装を放置すると、住宅には以下のような悪影響がでてきます。
- 住宅全体のビジュアル低下
- 雨漏り発生リスク
- 住宅の寿命を縮める
- 室内での快適度が低下する
- 維持管理に高額なメンテナンス費用が必要になる
- 資産価値が低下する
住宅全体のビジュアル低下
外壁塗装を放置していると、住宅全体のビジュアル低下がおこります。外壁は住宅の中でも見える範囲が広いことから、住宅の印象を左右する大きな要素となります。常に外部からの影響をうけているため、色あせや塗膜のはがれといった劣化は遅かれ早かれおこるのです。
「古くなってきたから仕方がない」と劣化症状を放置していると、築年数以上に古い印象を与えることになりかねません。劣化は一度始まると自然に直ることなく悪化していきます。とくに、艶ありの塗装をしている場合は艶がなくなっていくことで、古ぼけた印象になってしまいます。
雨漏り発生リスク
外壁は雨風からのダメージを全面にうけて住宅を守っているため、塗装の保護力が低下すると雨漏りリスクが高まります。塗膜のはがれは外壁材を外部にさらすことになるため、雨漏り発生率を高めてしまうのです。それだけでなく、塗装による防水性も低下してしまうため、外壁表面に水分が定着しやすくなり、カビや苔の原因を作ります。
湿気の多い状態は外壁材にも悪影響となり、じわじわと雨漏りにつながることも考えられます。雨漏りは、一度おこると住宅内部まで入り込み、構造部分までダメージを与えてしまうのです。浸水によって内部の腐食が始まると、豪雨や地震といった災害時に破損するリスクもでてきます。
住宅の寿命を縮める
外壁塗装を放置すると、住宅の寿命を縮めることになってしまいます。塗装を塗り直さないことで外壁の防水性が失われ、ひび割れなどで発生した隙間から内部構造の腐食につながるのです。
住宅の構造を担っている部分がダメージをうけると、住宅の寿命が削られてしまうのはいうまでもありませんよね。外壁塗装をおこなうということは、美観や保護を強化するだけでなく住宅を延命させることにもなるのです。
室内での快適度が低下する
外壁塗装を怠っていると、室内の温度調節が難しくなることがあります。塗装をせずにひび割れなどの劣化を放置していると、隙間風が室内に侵入する可能性が高まるのです。冷房や暖房を入れていても、外壁を伝って外気が入り込むと温度調節に影響します。
外気が邪魔をするせいでエアコンの効きが悪く感じ、温度を極端に下げたり上げたりすることになります。そうなると、快適度の低下に加え、電気代まで増大してしまうのです。
維持管理に高額なメンテナンス費用が必要になる
外壁塗装を放置すると増大する可能性があるのは、電気代だけではありません。放置することで劣化が進行していき、外壁塗装ではカバーしきれないほどの高額な工事が必要になってしまうのです。
塗装で済んでいたはずのものが、張り替えや住宅自体の立て替えが必要になるかもしれません。「塗装をしないだけでそんな大げさなことに?」と思うかもしれませんが、外壁塗装はそれだけ重要な役割を担っているのです。外壁塗装は、劣化診断という前段階で重大な劣化につながる種を発見できます。
資産価値が低下する
💬「資産価値って土地の価格で決まるんじゃないの?」
もちろん、立地は資産価値に大きく影響しますが、住宅そのものの価値も重要な要素です。外壁塗装を放置すると、美しいビジュアルや耐久性が保てず、築年数以上に古い印象を与えることもあります。
おそらく、住宅購入を希望している人は複数の物件を見ているはずなので、築年数と見た目のバランスは重要な要素になるでしょう。そのため、築年数に対して古く見えてしまうのはマイナス要素になります。
外壁塗装の正しいメンテナンスの流れ
外壁塗装はいきなり検討するのではなく、段階を踏んでおくことで予算の確保や心積もりもしやすくなります。
- 天候の変化のあとは様子をチェックする
- 定期的に点検や診断をうける
- 診断結果によって塗装を検討する
- 見積もり比較で適切な外壁塗装業者を選ぶ
- 外壁塗装をおこなう
- 塗装後の経過をチェックする
1~6までの項目を1サイクルとして覚えておけば、次の外壁塗装やその他の箇所のメンテナンスにも活かせますよ。
外壁メンテナンスの流れ①天候の変化のあとは様子をチェックする
豪雨や台風、地震といった外部環境からのダメージが予想される事態がおきた場合は、後日目視で様子をみてみましょう。ひび割れが深くなっていたり、湿度が高くなっていたりするかもしれません。
外壁が大きなダメージをうけたであろうタイミングで様子を見ておくと、その後の経過もたどりやすくなります。外壁の劣化はある日突然現れるものではなく、じわじわと進行していくものです。だからこそ、原因となりそうな出来事があったタイミングで観察しておきましょう。
外壁メンテナンスの流れ②定期的に点検や診断をうける
1年、3年、5年といった定期的な診断を入れることで、外壁塗装が必要になるであろうタイミングも見えてくるのです。そうなれば、予算の確保もしやすくなりますよね。点検や診断が無料で、詳細な診断書などを提出してくれる業者を選びましょう。
中には悪質な業者もいるため、30分以上かけて診断をしてわかりやすく説明してくれるかチェックしてくださいね。間違っても「今すぐ修理が必要です!」「今日決めてくれたら値引きしますよ」などと、契約を迫ってくるところを選ばないようにしましょう。
外壁メンテナンスの流れ③診断結果によって塗装を検討する
劣化の点検や診断の結果によって、今すぐ塗装が必要なのかがわかってきます。緊急性がないものであれば、大体どれくらいに塗装をおこなうのか計画を立ててみましょう。外壁塗装は現状あってのものです。今すぐに塗り直す必要がなければもう少し様子を見ることもできるのです。
ただ、その判断が自己判断の範疇でできないため、一度プロに診てもらう必要があります。親身になってくれる業者であれば、塗装のタイミングも詳細に教えてくれるはずです。塗膜の状態が把握できていれば、天候の変化に応じて塗装のタイミングを早めることもできます。診断結果を知っているというだけで、大きな安心感をもって外壁塗装を検討できるのです。
外壁メンテナンスの流れ④見積もり比較で適切な外壁塗装業者を選ぶ
💬「点検や診断をお願いした業者に依頼した方がいいのかな?」
💬「一度コンタクトをとった業者にしつこく営業されたら面倒だな」
業者選びは、ぜひ複数社で比較してください。点検や診断をしてもらったからといって、エスカレーター式に塗装まで依頼する必要はないのです。見積書の内容を比較検討して、最適な業者を選んでください。見積書の作成を無料でおこなっている業者もいます。
コミュニケーションがとりやすいかどうか、親身になって対応してくれているかどうか。見積書の作成までの段階で、ある程度業者の人柄も見えてくるでしょう。1社だけで決めてしまうと、相手が高額な費用を請求する悪質業者であっても気づけません。比較をするからこそ、最適な業者に出会えるのです。
外壁メンテナンスの流れ⑤外壁塗装をおこなう
安心してまかせられる業者に出会ったら、最適なタイミングで外壁塗装をおこないましょう。塗装後のサービスや保証なども事前に確認しておいてくださいね。外壁塗装は「塗ったらそれで終わり」というわけではありません。
塗装後に不具合が生じたときにはどのような対応が必要なのか、事前に業者に質問をしておくと安心ですよ。外壁塗装工事中には、進捗などを随時確認しておきましょう。進捗を報告するスタイルの業者であれば、なお安心です。
外壁メンテナンスの流れ⑥塗装後の経過をチェックする
外壁塗装は、塗装後に施工不良がおこることもあるのです。だからこそ、アフターサービスや保証などをうまく活用して、定期的な点検や診断をうけましょう。日頃から外壁の様子をチェックしておくと、ささいな変化にも気づけるようになります。これが①の天候の変化のあとのチェックにも有効になってくるのです。
外壁塗装のタイミングに迷ったらカトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店の無料診断!
外壁塗装は、塗り直すタイミングが掴めないからこそ放置してしまう、という事態に陥ることがあります。だからこそ、今回お話したサイクルを覚えておいて、1つずつクリアしていきましょう。そうすれば、外壁塗装でやるべきことが明確になり、重い腰も上がりやすくなりますよ。
大切なマイホームのために、定期的な外壁塗装をおこないましょう!
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、無料診断&無料見積もりをおこなっております。お気軽にご相談ください。
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DATE 2024年8月5日(月)
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💬「マイホームの修理はDIYで自分でやりたい!」
💬「外壁にちょっとだけひび割れがあるから、業者を呼ぶまでもなく自分で補修しよう」
家の外壁の劣化が気になっているあなた!自分でDIYをして、修理や補修をおこなおうと思っていませんか?ホームセンターにいく前に、まずはこちらのお役立ちコラムを読んでみてください。
外壁の修理や補修は間違った行動をとってしまうと、取り返しのつかない事態に発展してしまいます。一生懸命自分でDIY修理をして、その果てに膨大な修理費用がかかってしまうこともあるのです。
そんな事態にならないために、自分で外壁の修理や補修をするときの絶対NG行動も3つお話していきます。NG行動やリスクを知ったうえで、本当に自分でおこなうべきか判断してくださいね。
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家の外壁の劣化でよくある症状
家の外壁の劣化でよくある症状は、おもに5つ挙げられます。
- 色あせ
- ひび割れ
- チョーキング
- はがれ
- カビ・苔
この劣化症状の中で、自分でDIYをして直せそうなのがひび割れです。ひび割れは塗膜自体にできているものもあれば、シーリング部分にできている場合もあります。ひび割れがおこると、外壁だけでなく住宅全体のビジュアルを一気にランクダウンさせてしまいますよね。
とはいえ、わずかなひび割れや部分的なものであれば「業者を呼ぶほどではないかも?」と思ってしまうこともあるでしょう。業者を呼べばお金がかかるから自分でなんとかしよう、と考える方も一定数いるはずです。
ただし、家の外壁の劣化は表面的なものだけではありません。カビや苔のように、洗浄や拭き取りで解決するものばかりではないのです。もちろん、カビなどが発生している部分は湿気が多く水分が停滞しているので、内部で雨漏りがおきているかもしれません。
よくある外壁の劣化は、表面的に見えているもの以外にもおきている可能性があるのです。それを念頭において、最後まで読み進めていってくださいね。
修理の必要性は?ひび割れの補修は大きさでチェック!
💬「ひび割れの補修を自分でやりたいんだけど、全部シーリングで埋められる?」
💬「ちょっとしたひび割れなら目立たないから放置したいけど、大丈夫かな?」
外壁のひび割れにはおもに3つの種類があります。ひび割れ度合いによっては緊急性が高いものもあるので、この機会に覚えておきましょう。
- 0.3mm以下のひび割れ
- 0.3mm以上のひび割れ
- シーリングのひび割れ
0.3mm以下のひび割れ
0.3mm以下の髪の毛ほどの細さのひび割れを「ヘアクラック」といいます。こういったひび割れは、緊急性はありませんが油断は禁物です。一度業者に診断をしてもらった方が安心です。ヘアクラックがでている場合は、診断やメンテナンスを検討するタイミングだと思ってくださいね。
0.3mm以上のひび割れ
ひび割れの幅が0.3mm以上ある場合は、すぐに業者に診断をしてもらいましょう。また、ひび割れ部分に段差がある「大きく深いひび割れ」は、住宅の構造に関係している可能性が高いです。こういった「貫通クラック」と呼ばれるものは、構造上のひび割れがでているかもしれません。外壁の表面の補修だけでなく、下地や構造部分もくわしく調査をする必要があります。
シーリングのひび割れ
シーリングのひび割れは、裂けている亀裂のような状態になっていれば緊急性は高いです。見るからに防水性が低下していて、隙間から雨水が入り込んでしまいそうなほどのひび割れは業者に連絡が必要です。
シーリング材はゴム状の材料でできているため、太陽光からの紫外線などでだんだん劣化して硬くなります。弾力性を失っているので、硬くなって割れてしまうというわけです。また、劣化で硬くなったシーリング部分に自動車の通過や地震などによる振動が加わり、ひび割れてしまうこともあります。
【家の外壁劣化】修理や補修で絶対NGな3つの行動
外壁の補修や修理を自分でおこなうときの絶対NGな行動は3つあります。
- シリコン系のシーリング材を使用する
- 自己判断で劣化を診断する
- 高所での作業をおこなう
シリコン系のシーリングを使用する
💬「ひび割れならシーリングでふさげば問題ないでしょ!」
💬「この前ホームセンターで自分でできるコーキングガンを売っているのを見た!」
ホームセンターでは、DIYに使用できる工具や材料が数多く販売されています。インターネットでも購入することができ、入手は非常に簡単です。ですが、ホームセンターなどで販売されているシーリング材は、シリコン系のものが多いです。
インターネットで調べて「ひび割れ補修にはシーリング!」という情報は手に入っても、どのシーリングが適切なのかを知らなければ、行動が裏目にでてしまいます。なぜなら、シリコン系のシーリング材は、お風呂やトイレの補修で防水のために使用されるものだからです。
撥水性のある材料が含まれているため、水場には最適なのですが、外壁塗装との相性はよろしくありません。シリコン系のシーリング材でひび割れ補修をしてしまうと、塗料を弾いてしまう可能性があるのです。
さらに厄介なのが、シリコン系のシーリングは接着力が強いため、はがすのが大変になります。シーリング材でひび割れを埋めてキレイになっても、外壁塗装ができなくなってしまえばそこだけ浮いて見えます。これでは美観は大きく損なわれてしまいますよね。
どうしても自分でDIYしたい場合は、変性シリコンシーリング、ポリウレタン系のシーリングを使用しましょう。ですが、技術面や劣化診断の甘さによるリスクも考えると、業者にお願いした方が安心安全です。
自己判断で劣化を診断する
💬「インターネットで調べてある程度の劣化症状は把握してる!」
💬「ひび割れの幅は狭いから、シーリングでなんとかなると思う!」
インターネットの情報や、そうなるだろうといった自分の憶測で劣化を診断するのはNGです。なぜなら、自己判断の場合は見えている部分でしか判断ができないからです。もしかしたら、外壁の内部で雨漏りが始まっているかもしれません。
内側に見えない劣化があるかもしれないのに、表面だけを見て「こうすればいいだろう」と判断してしまうのは危険です。目に見えないところで劣化が進行していき、気づいたときには住宅の構造部分にまでダメージがおよんでいたとなれば、費用も莫大にかかります。
今や、インターネットで調べればある程度の情報は手に入りますが、業者がもっている知識や経験とは比べ物になりません。自己判断で劣化を診断するのはリスクが高すぎます。
高所での作業をおこなう
高所での作業は絶対NG行動です。2階建ての住宅であれば、外壁の修理や補修が高所になることもあります。通常、業者がおこなう修理であれば、足場を使用して安全におこないます。ですが、自分で修理をおこなうときには、足場を組むことはないはずです。はしごを使用するといった簡易的な環境のもと、慣れない作業をすることになるのです。
高所で足元が安定していない場合、転倒や転落の危険性が跳ね上がります。修理や補修を自分でおこなうというだけでも大変なのに、高所作業となれば難易度も高まります。修理代どころか、病院代の方が高くつくかもしれません。
外壁の劣化をなんとかしたい!自分で修理や補修をするリスク
絶対NG行動でわかっていただけたと思いますが、外壁を自分で修理するのには高いリスクがつきまといます。
- 外壁の見栄えが悪くなる
- 劣化がすぐにでてくる
- 高い位置であれば転落・転倒のリスクがある
- 雨漏りを見逃してしまう
- その後のメンテナンス費用が高額になる
今や、専門知識のない方でも、シーリングを使った簡単な補修ができる時代です。ですが、自分で修理や補修をおこなうということは、リスクがついてくることを覚えておきましょう。
自分で修理や補修をおこなった場合、劣化がすぐにでてくる可能性もあります。劣化が正しく診断できていないので、根本的な解決になっていないのです。内部で進行しているかもしれない雨漏りを見逃してしまうことにもなります。
もし、一時的な修理でキレイなビジュアルが復活しても、その後数年で事態が悪化して、膨大な修理費用が必要になることもあります。自分で修理をおこなってしまうと、その後に業者がおこなう原状復帰や塗装で、別途作業が必要になる可能性もあるのです。大切なマイホームだからこそ、修理や補修は最初からプロにおまかせしましょう。
外壁の修理や補修をご検討ならまずはカトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店へ!
外壁の修理や補修は自分でおこなう前に、まずはプロに劣化の診断をしてもらいましょう。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、診断や見積書の作成を無料でおこなっております。
「外壁をなんとかしたい!」というあなたの熱い気持ちをバトンタッチしていただければ、当社が責任をもって適切な修理や補修をさせていただきます!当社は、愛知県で豊川市・豊橋市を中心として、地域密着で塗装工事をおこなってきました。塗料メーカー「アステックペイント」の代理店部門施工実績で、東三河1位をいただいております!
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DATE 2024年8月3日(土)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
💬「外壁塗装で経年劣化がおこるって聞いたけど、すべての劣化は把握しきれていない」
💬「外壁にでてくる劣化って、塗り直しのサインなの?見分け方が知りたい!」
外壁塗装のタイミングは10年前後といわれていますが、外壁材や塗料のランク、気象条件によって劣化スピードは異なります。同じ住宅でも、日光がどれだけあたっているかによって劣化の種類が変わってくるのです。
だからこそ、外壁劣化サインとなる7つの種類を覚えておきましょう。今回のお役立ちコラムでは、外壁劣化の7つの種類と劣化がおこる原因についてお話していきます。
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外壁塗装のタイミングを知るためのサインとは?|【豊橋市】外壁塗装・屋根塗装専門店
外壁の劣化サインの7つ種類と原因
外壁の劣化サインとされる7つの種類には以下のようなものがあります。
- 色あせや変色
- チョーキング
- カビや苔・サビ
- ひび割れ
- はがれ
- 膨れ
- 汚れ
なぜこういった劣化サインがでてくるのか、原因も合わせてお話していきます。
色あせや変色
色あせや変色は、住宅全体の印象にも影響するため避けたいものですよね。ですが、外壁は常に外に面しているため、太陽光からの紫外線などからダメージをうけ続けているのです。色あせや変色は、紫外線によるダメージと化学変化が原因となっています。
紫外線をうけることで、塗料に含まれる顔料の色素の結合組織が破壊されるため、色が変わってしまうのです。これが色あせや変色として目に見える劣化になっています。それだけでなく、酸化によって塗料の状態が変化することもあるのです。
こういった原因から、色あせや変色がおきていますが、汚れによって色が変わって見えることもある意味変色といえます。日当たりがよい箇所は色あせがおこりやすく、湿気が多くジメジメしている箇所はカビや苔といった汚れで変色しやすくなります。
チョーキング
チョーキングという劣化症状は、太陽光や雨風といった外からのダメージによって、塗料の成分が分解されて劣化している証拠です。外壁に触ると粉が手につくことから、チョーキングと呼ばれています。
この粉は、塗料に含まれる白色顔料(酸化チタン)が粉に戻って表面化したものです。白系や淡い色で塗装した場合におこりやすくなります。日当たりのよい南側や、西日が強く差し込む外壁面は要注意です。太陽に近いほど紫外線の影響をうけるため、2階3階部分の外壁やバルコニー付近の外壁でチョーキングがおこることもあります。
こういった経年劣化でチョーキングがおこりますが、施工不良でもおきる可能性があります。チョーキングがおきると、塗膜の機能性が低下している状態なので、カビや苔といった湿気を好むものが発生しやすいです。塗膜が保護力を失っているので、放置し続けるとひび割れを引きおこすこともあるのです。
カビや苔・サビ
湿度の高いところに発生するカビや苔は、湿度を保ち続ける性質があるため、一度発生すると居座り続けます。外壁に水分が付着し続けることになると、塗膜の劣化や金属製の場合はサビに発展していきます。
カビや苔ができるおもな原因は、汚れやよどんだ空気、湿気です。とにかく、ジメジメした環境を好むのです。日陰になる外壁面はとくに注意が必要になります。カビは菌が胞子を作って空気中を漂い、栄養や水分を吸収して大きくなっていきます。結露があるところにカビが発生するのは、育つための好条件が揃っているからなのです。
カビが栄養とするものは、垢や皮脂といった人間に関係するものだけでなく、タンパク質や炭水化物、アミノ酸などといったあらゆる要素もあてはまります。つまり、カビはどこにでも発生しうるのです。
もし、雨で外壁が濡れたときに乾きが遅い箇所があれば、防水性が低下している可能性があります。カビや苔の発生だけでなく、雨漏りの原因にもつながるため早めの対処が必要です。
ひび割れ
ひび割れは「クラック」とも呼ばれています。外壁表面といった塗膜だけでなく、外壁の内壁や基礎部分にできることもあります。ひび割れのおもな原因は、経年劣化や乾燥、地震などの揺れや施工不良です。
ひび割れの中でもいくつかランクがあり、一番軽度な「ヘアクラック」は経年劣化が原因でおこります。髪の毛ほどの細く浅いひび割れで、塗膜の劣化がおきている証拠です。ただし、塗装をして短期間でヘアクラックができた場合は、施工不良が疑われます。
ヘアクラック以上の大きく深いひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、住宅の構造自体が関係してきます。外壁内部からひび割れている状態なので、早急な点検や補修が必要です。
ほかにも、間近での確認が必要な小さなひび割れなど、発生箇所によっても緊急性の度合いは変わります。「このひび割れは大丈夫だろうか?」と思ったときには、放置せずに業者に相談しましょう。
はがれ
外壁塗装のはがれは、経年劣化はもちろんのこと、塗装する前におこなう下地処理不足によっておこることも多いです。塗装をする前には外壁材を整えて、塗料が密着するように下地処理をする必要があるのです。高圧洗浄やケレン作業といった地道な作業が必要になるため、業者の誠実な仕事が結果につながります。
新築、または塗装から1〜3年以内にはがれが発生した場合は、施工不良が疑われるため施工業者に連絡しましょう。塗装から5年以上経過してはがれが見えた場合には、塗料の耐用年数が迫っている可能性があります。
塗膜のはがれは古くなったからおこるものではなく、塗り替えが必要なサインなのです。放置していると雨漏りにつながります。住宅の安全性にも響いてくるため、はがれを見つけたら業者に連絡しましょう
膨れ
塗膜が浮き上がるようにぷくっと膨れることがあります。膨れのおもな原因は、外壁塗装の経年劣化です。施工不良が原因で膨れがでる場合は、塗装作業での乾燥不足や塗装回数が適切でない場合が考えられます。
膨れの状態を放置していると、外壁材がダメージをうけたり、雨漏りやシロアリの発生にもつながってしまいます。「膨れなのかな?」と思う症状を見つけたら、念のため業者に相談してみましょう。
汚れ
色あせや変色も嫌ですが、汚れがでるのも嫌ですよね。外壁の黒ずみや汚れの原因は、雨だれやカビや苔、自動車からの排気ガスによるものがあてはまります。黒っぽさのある汚れは、埃や排気ガスなどの汚れが雨水と混ざっているものです。
屋根から外壁へ雨水が流れたり、窓枠から雨水が落ちたりするときに雨筋となって汚れが残ってしまうのです。外壁の汚れは中性洗剤やスポンジで洗い流せる、とインターネットででてくるかもしれませんが、まずは業者に相談してみることをオススメします。
汚れも「古いから仕方ない」と片付けられる問題ではありません。長時間放置すると、外壁材自体の劣化を早めるリスクがでてきます。
外壁劣化を防止するには機能性の高い塗料が最適!
外壁の劣化は経年劣化が原因となっているものが多いため、完全に防止するのは難しいです。ただ、劣化をおくらせたり、劣化原因を抑制することは可能です。機能性の高い塗料を選べば、劣化に強い「耐候性」の高い塗装が叶います。
カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店では、塗料メーカー「アステックペイント」の塗料も取り扱っております。アステックペイントの塗料は、汚れにくさを誇る「低汚染性」や太陽光からのダメージを防ぐ「遮熱性」など、塗膜を守ることに特化した機能が満載です。
アステックペイントは直販体制をとっているため、登録店でしか扱えません。厳選最高峰塗料にあたる「プラチナシリーズ」は、優良施工店に認定された「プロタイムズ」加盟店のみが取り扱えます。弊社はプロタイムズ加盟店ですので、ランクの高い塗料の使用も可能です。美観と保護力が長持ちする塗料をお探しならば、ぜひ弊社にご相談ください。
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外壁の劣化サインを見つけたら劣化診断をうけてみよう
7つの劣化サインのどれかを見つけたら、ぜひ一度劣化診断をうけてみてください。見えている劣化以外にも、外壁内部に劣化症状がでているかもしれません。目視で判断できる劣化は限られているのです。
プロの目で見て、専用の機器で内部まで診断してもらうことで、外壁や塗膜の現状を知ることができます。「外壁塗装をした方がいいのかな?」と思っている場合も、まずは劣化を診断してもらってから、最適な塗装プランを提案してもらいましょう。
満足できる外壁塗装は、塗装面の状態が重要になります。だからこそ、まずは現状把握が大切なのです。診断をうけてみたら、想像以上に劣化していたということもあり得ます。外壁の状態を知ることで、スタート地点がどこにあるのかわかり、最適なゴールが導きだせるのです。
外壁の劣化サインに気づいたらカトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店へ!
外壁の劣化サインに気づいたら、放置をせずに業者に相談してくださいね。相談したからといって、すぐに契約を迫られることはありません。まずは点検や診断をうけて、見積書を作成してもらい、最適な施工プランを提案してもらいましょう。
もし、ファーストコンタクトからしつこい営業をする業者がいれば、悪質の可能性があります。そんなときは株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店を頼ってくださいね!弊社は豊川市・豊橋市を中心に、創業以来70年以上の歴史があります。
一般住宅だけでなく、スーパーゼネコンや官公庁発注の工事も施工してきました。積み上げてきた経験と知識で、ご満足いただける外壁塗装をおこないます。診断や見積書の作成は無料でおこなっております。お気軽にご相談ください。
DATE 2024年7月23日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
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屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市で戸建てのスレート屋根材の屋根塗装を考えている方は「ニチハパミールの不具合」についてご存知でしょうか。「ニチハパミール不具合カバー推奨」というワードでインターネット検索すると多くの情報がヒットします。
パミールはニチハ株式会社が発売した屋根材です。1996年~2008年に販売されていましたが、不具合で姿を消しています。特徴は「アスベストが含まれていない」ことです。
アスベスト(石綿)は屋根のスレート材で使われていましたが、健康被害の問題で製造は禁止されました。アスベストが禁止されたことで登場したのがパミールです。そのパミールで不具合が続出しました。1996年〜2008年に家を建てたり葺き替えをしたりした方は確認してみてください。
パミールの不具合ならカバー工法や葺き替えを推奨します。そこで今回のお役立ちコラムでは、ニチハパミール不具合問題とカバー推奨の理由についてお話しします。
ニチハパミールとは?
1996年12月6日ニチハ株式会社はスレート屋根材「パミール」の販売をスタートさせました。社会問題にもなったアスベスト問題を解決する屋根材として登場したのです。「完全無石綿」つまりアスベストが含まれていない屋根材でした。
アスベストは天然の繊維状けい酸塩鉱物で、建材製品として1955年頃から使われはじめています。価格が安く、耐火性や断熱性の他、防音性能や絶縁性など多くの機能性を持った建材だったのです。
1960年代の高度成長期に多くの建築物に使用されました。「吹付け石綿」「吹付けロックウール」などの方法で施工されたのです。一方で昭和50年に保温断熱の目的で吹付け石綿は原則禁止されました。理由は健康被害です。
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屋根塗装の豆知識|令和5年10月施行!アスベストの有資格者調査が義務化されました!
アスベストの健康被害による禁止
アスベストは「飛び散った際に人が吸い込むこと」で施工する職人に健康被害をもたらしました。アスベストは繊維が細く、吸い込むことで肺線維症(じん肺)や肺がんの原因になることがわかったのです。アスベストを吸い込んだ時点では即座に健康被害は出ません。アスベストによる中皮腫の場合、35年前後の潜伏期間があると考えられています。ただし発症期間の関係性は不明点も多いのが現状です。
アスベストの健康被害が社会問題化した結果、2006年にアスベスト含有率0.1%以上の製品に関する製造と使用が禁止されています。ただし一部の製品、化学工業や鉄鋼業分野の代替できない部類のガスケットやパッキンなどは除かれました。
2006年以前も1975年や1995年、2004年にもアスベストに対して吹付けや製造は禁止されています。パミールが登場したのは1996年です。1995年の「労働安全衛生法施行令」の改正により、石綿のアモサイト及びクロシドライトの製造や輸入や譲渡の他、提供や使用が禁止されたタイミングでした。
参照:独立行政法人環境再生保全機構アスベスト(石綿)はどのような場所に使用されていたか
パミールはアスベスト使用のスレート屋根材に変わる画期的な製品
パミールはアスベストを使用していないスレート屋根材です。登場当初はニチハしかアスベスト屋根材を販売していませんでした。しかし7年~8年経過した頃、不具合が続出するようになったのです。スレート屋根の耐用年数は一般的に10年~20年保つと言われていますから10年以内の不具合は問題です。
劣化症状でよく見られたのはパミールがミルフィーユのように薄くめくれてはがれる現象でした。当然、雨が降ればめくれあがったところから雨水が侵入し、雨漏りに発展します。台風があれば、はがれた部分が飛ぶ危険性もありました。さらに使っている釘にも問題があったのです。
メッキ層が薄いパミールの釘
ニチハでは、パミール用の釘の一部に、耐食性表面処理のメッキ層の薄いものが混入していたことを認めています。通常のメッキ処理がされた釘と違って、経年劣化が早かったのです。
さびた釘だと強度はほとんど失われてずれますし、落下の危険性も高くなるのです。屋根の上から屋根材が落下して人に当たれば命も落としかねない大事故につながります。そのようなことからもパミールは製造中止となりました。
ただしアスベストを含んでいない屋根材として注目されたのは事実です。販売当初は多くの戸建て住まいに採用されました。その後、問題が発生しなかった住まいのパミールも、豊橋市には多数あります。
パミールの特徴
ここからパミールの見分け方や劣化の特徴についてお話しします。
パミールの見分け方
パミールの見分け方は複数あります。わかりやすいのは屋根材の設置工事をした年です。パミールは1996年〜2008年に販売されていました。該当する年に設置していなければ、パミールとは違うと判断できます。ただし発注のタイミングで2009年に設置された可能性もあるため、その点も踏まえた判断が必要です。また、屋根材の先端が、等間隔で凹凸になっています。
他には屋根をはがすことで確認する方法です。パミールは一枚ずつニチハパミールと大きく記載されています。普段、パミールは重なり合って隠れているため表面上ではわかりません。ただ自分で確認するのはお控えください。落下で命を落とす危険性があります。職業柄、屋根に上るのに慣れている方はともかく一般の方は危険です。
また、パミールをはがして確認しても再び貼り付けなければなりません。はがしたままだと雨が降れば雨漏りに発展します。基本的にパミールかどうか確認するなら屋根塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。
パミールの代表的な化症状
パミールには特有の劣化症状が見られます。中には経年劣化で他の屋根材でも見られるような劣化症状もありますが確認方法の1つです。以下に劣化症状をお話しします。
先端の変色
パミールは劣化すると先端が変色します。花粉や黄砂の影響で他のスレート屋根で現象で劣化状態を確認するための判断材料です。
屋根材の先端がめくれる
屋根材の先端が何層もめくれた状態になります。パイ生地やミルフィーユのように先端がボロボロになるのです。層間のはくりという現象ですが、放置すると屋根材はますます崩れて破片が落下します。
釘の腐食
パミールは販売元のニチハも公表している通り釘の腐食問題があります。パミールを販売した際の付属の釘が腐食し、釘頭がなくなる現象です。ただ、釘の腐食は屋根に上がってはがして確認しなければなりません。多くの場合、劣化してパミールが落ちたりずれたりした際、屋根塗装専門業者に確認してもらって初めて知ります。
クレーターのような穴が表面に開く
パミールの表面にクレーターのような穴が開くのも特有の劣化症状のひとつです。斑点模様のようで塗装のはがれに見えても実際は穴が開いています。
パミールは屋根塗装ができない
「屋根塗装のようなメンテナンスをすれば大丈夫ではないか?」と考える方もいるかもしれません。パミールの場合、外壁塗装ができないのです。
パミールは層間のはくりという問題点があります。屋根塗装をするには高圧洗浄や下地処理をしなければなりません。高圧洗浄だけでダメージを受ける可能性があります。塗料を塗ってもパミール自体がはくりするため意味はなく、屋根塗装によるメンテナンスができないのです。
ニチハパミール不具合はカバー工法を推奨
ニチハパミールの不具合はカバー工法か葺き替えを推奨します。カバー工法とは屋根の上に屋根を被せて問題を解決する工法です。屋根の葺き替えは屋根全体を新しいものに交換します。
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カバー工法
カバー工法は重ね葺きと呼ばれる工法です。既存屋根を撤去せずに新しい屋根材を被せます。既存の屋根の劣化が軽症の場合に適した工法です。スレートや金属屋根の他、アスファルトシングルならカバー工法ができます。屋根瓦は重量の問題があるため採用できません。重量が上のほうになるためバランスの悪さにより耐震性の問題が出てくるからです。
また、既存の屋根を残すために廃材が出ません。環境への意識が高まっている令和の時代に向いた工法とも言えるでしょう。すべてを新しくする葺き替えより、費用を抑えられるのもメリットです。
葺き替え
既存の屋根をはがして新しい屋根材に交換します。雨漏りやサビが全面に広がり少々の補修で対応できない場合に向いた工法です。パミールを使った屋根も問題をすべて解決できます。また、金属屋根に交換すれば住まいの重心が低くなるため耐震性の向上も期待できるのです。他にも防水シートまで交換するため、機能性も含めて屋根を一新できます。
ただし既存屋根を撤去するための処分費用が必要です。工期も長くなることが多い分、稼働する職人の人件費が増えるためトータルコストは高くなりがちです。
カトペンはパミールのカバー工法で問題を解決します
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊橋市の地域密着、創業77周年を迎えた外壁塗装と屋根塗装の専門業者です。自社職人による品質の高いカバー工法や葺き替えができます。
ニチハパミール瓦に対しても、カバー工法の実績が豊富です。パミール瓦から金属屋根を被せることで、断熱性や遮音性や防水性まで屋根の機能性を向上できます。「自分の家の屋根はパミールかもしれない」という方もお気軽にご相談ください。パミール瓦のカバー工法を行ってきた実績からしっかりと見極めます。
カトペンでパミールから他の屋根に交換したい、カバー工法をしたいという方はぜひご相談ください。ホームページの問い合わせフォームの他、電話やメールでも承っております。ショールームもあり、サンプルもご自身の目でご確認できるためぜひお越しくださいませ。
DATE 2024年7月23日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市で戸建ての外壁塗装を検討するなら、内容を知りたい方もいるでしょう。たとえば、業務用高圧洗浄機を使うのもコストがかかります。「塗料を塗るだけでいいのではないか?」と考える方にはムダに感じられるかもしれません。ただ、外壁塗装の工程にはすべて意味があります。
業務用高圧洗浄機の目的は汚れを落とすためです。メンテナンスや外壁塗装を10年以上していないと、表面は非常に汚れています。カビや苔などが増殖している場合もあるでしょう。手作業で頑固な汚れを落とすのには限界もあります。外壁塗装専門業者は、業務用高圧洗浄機で徹底的にキレイにしてから外壁塗装をするのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは高圧洗浄機の基礎知識や注意点をくわしくお話しします。
外壁の汚れは幅広い
外壁には多くの汚れがあります。ダメージを与える外部要因から大切な住まいを守っているのが外壁です。太陽光や雨や風などダメージを与える要因はさまざまで、汚れも無視できません。以下は外壁が汚れる代表的な原因です。
- チリやホコリ
- 花粉
- 苔や藻
- カビ
- サビ
- もらいサビ
- 排気ガス
- 雨だれ
- 換気扇からの排気汚れ
- チョーキング現象
以下で各汚れについてくわしくお話しします。
チリやホコリ | 空気中には多くのチリやホコリが舞っています。外壁には凹凸があるために引っかかり付着します。チリやホコリが付着すると外壁はくすんだ色に。風の強い日はとくにチリやホコリが付着しやすいです。外壁が黒、グレー、茶色っぽい色になったらチリやホコリで汚れている可能性があります。 |
花粉 | 花粉症の季節になったら外壁の汚れにも注意が必要です。春や秋に植物は花粉を出しますが、風に乗って外壁に付着して汚れます。黄色っぽい斑点や粉っぽい汚れが特徴的です。 |
苔や藻 | 苔や藻も。外壁に付着することが多い汚れです。緑色や黒っぽい斑点状の汚れが特徴的です。住まいの周辺が湿気や緑の多い環境では気をつけたほうがいいでしょう。日当たりの悪さという条件が加わると繁殖しやすいです。ただし日光を好む苔や藻もいます。白い外壁だとよく目立ちます。 |
カビ | 黒・緑・茶色の斑点の汚れ、まだら模様の汚れです。苔や藻と同様に湿気が多く、直射日光が当たらない通気性の悪い場所で増殖します。たとえば住宅密集地や隣家との距離が近い外壁でよく見られる汚れです。白い外壁だとよく目立ちます。 |
サビ | 赤サビや白サビが発生します。赤サビは鉄の表面が空気や水に触れることで酸化した状態です。海水や塩分などは赤サビの原因となり劣化を進ませます。そのため海が近くの環境だと赤サビが発生しやすいです。また、白サビはアルミニウムや亜鉛表面に発生します。赤サビと同様に水分と酸素で発生するのが特徴です。
外壁にサビが発生するのは、外壁塗装による塗膜の劣化も関係します。金属サイディングやトタンのような金属外壁に、擦り傷や引っかき傷が付くだけでもサビは発生するのです。ただし金属サイディングは劣化でサビまで発生することはまれです。一方のトタンは、劣化の進行でサビだらけになることが多々あります。 |
もらいサビ | もらいサビという現象もあります。近くのサビた金属が付いた外壁にサビが発生する現象です。たとえば雨どいの金具が最初にサビます。次に雨水が外壁を伝うことでサビることもあるのです。もらいサビは窯業系サイディングやモルタル外壁のような金属以外でも発生するため注意が必要です。 |
排気ガス | 黒いすすや、グレーや茶色の汚れです。交通量の多い道路沿いや工場地帯に建っている住まいでよく見られます。白い外壁だとよく目立つ汚れです。 |
雨だれ | 窓サッシや換気フードから下に伸びる黒い筋は、雨だれという汚れです。外壁に付いた汚れが雨で流されても残るものもあります。その残った汚れが雨だれになるのです。放置すると汚れはますます濃くなって頑固になります。 |
換気扇からの排気汚れ | キッチンや浴室の換気口の周辺が黒っぽくなった汚れです。家から出ていく空気中のホコリや調理中の油汚れが一緒になって形成されます。 |
チョーキング現象 | 外壁塗装で塗料を塗ると塗膜という外壁を保護するものができます。塗膜は顔料、樹脂、添加物が固まったものです。塗膜が紫外線や雨風や汚れから外壁を守っています。
ただし塗膜も経年劣化すると、機能性が失われるのです。塗膜が分離すると顔料が表面に出てきます。外壁に触れて指に付く白い粉は分離した顔料です。チョーキング現象は外壁塗装の機能がほぼ失われた状態と言えます。 |
このように外壁の汚れは多種多様です。汚れも軽いならまだホースで水を出して洗えば落とせます。ただ、放置して頑固な汚れになると落とすのはむずかしいでしょう。美観を損なうだけでなく外壁の劣化を早めます。
外壁が劣化して亀裂が発生した場合、雨天時に雨水が建物の中へ侵入するのです。防水シートという水対策の防水層もあるため、すぐには雨漏りになりませんが時間の問題です。防水シートも劣化すれば、台風のような暴風雨で大量の雨水が侵入します。雨水や湿気で木材が腐れば住まいを支える力は低下し、限界がくると倒壊の危険性もあるのです。
高圧洗浄機で汚れを落として外壁塗装
外壁塗装専門業者は汚れを落とすのに、業務用高圧洗浄機を使います。業務用洗浄機には、家庭用と業務用があります。家庭用高圧洗浄機は価格も安いですし、軽くて扱いやすいです。ただ、業務用のほうが圧倒的にパワフルで高い洗浄力を持っています。家庭用高圧洗浄機で落とせない頑固な汚れもキレイにできるのです。外壁塗装では塗装前の下準備として、必ず工程に組み込まれます。
- 砂やホコリや雨だれなどの汚れもキレイにできる
- はがれた塗膜やチョーキングなど劣化した古い塗膜もキレイにできる
- 苔や藻やカビも洗い落とせる
苔や藻やカビは表面的にはキレイになっても根があると再び増殖するリスクがあります。その場合、特殊な洗浄剤を使ったバイオ洗浄で対策可能です。高圧洗浄では古い塗膜やサビは、サンドペーパーやブラシで研磨して除去します。下地処理でも行う作業で、業界用語ではケレンです。
業務用高圧洗浄で下地をキレイな状態にするのは外壁塗装専門業者なら当たり前の作業と考えましょう。逆に「うちは高圧洗浄をしないから大幅に値下げできます」と提案する業者は、悪質業者の可能性があるため注意してください。外壁が汚れた状態で外壁塗装をしてもまたすぐに不具合が出てもおかしくないからです。
高圧洗浄は家族全員の協力が必要
高圧洗浄ではいくつか注意点もあります。家族の協力も不可欠です。たとえば高圧洗浄をする際は養生をします。養生とは建築関係の場合、破損や汚れを防止するための保護や手当のことです。高圧洗浄は激しく水が飛び散ります。中には水がかかってはいけない設備もあるのです。たとえば以下が高圧洗浄で養生する場所です。
- インターホン
- 照明器具
- コンセント
- 換気口
- 天窓など
- 植物
コンセントや照明器具は水がかかれば壊れるだけではなく、ショートの危険性もあります。ショートして火花が散った場合、燃えやすいものに引火すると火災の危険性もあるのです。また、バイオ洗浄を行う際には植物にも養生します。カビや苔や藻を除去する洗剤のため、植物にかかると枯れるからです。
隣家に近い場合、水がかからないためにも養生します。基本的に外壁塗装業者に任せれば多くの場合、問題は起きません。ただ、一応家主も要望を伝えたほうがいいでしょう。とくにバイオ洗浄をするなら絶対枯らしたくない庭木や盆栽があるなら伝えておきましょう。物に隠れたり死角になったりして、確認しにくい場所にコンセントがあれば伝えたほうが無難です。
窓は鍵を閉めておき家族にも伝えておく
高圧洗浄中は窓を開けてはいけません。少しでも開けると激しい水が飛び込んできて大惨事です。家電にかかれば故障します。窓やドアなど水が入る可能性のある場所は閉めておきましょう。また、引き違い窓のように横に滑られて開く窓は鍵を閉めておきます。
業務用高圧洗浄のパワーは大きいため、鍵を閉めていないと開くリスクがあるからです。高圧洗浄をする日は家族全員に伝えておきましょう。
洗濯物にも注意が必要です。建物をキレイにする作業ですが高圧洗浄の水は飛び散ります。高圧洗浄の水以外に塗料が飛散する可能性もあるからです。洗濯物があると職人も配慮してスムーズに作業ができなくなります。
高圧洗浄の作業時間
高圧洗浄は約3時間〜8時間です。住まいの外壁の面積や形状で時間は変動します。汚れや古い塗膜の他、カビや苔や藻が広範囲にあるほど作業時間は長くなるでしょう。外壁だけなら半日はかかります。屋根塗装も含めれば丸一日かかってもおかしくありません。
その他、注意したいのは高圧洗浄終了後にすぐ外壁塗装には移れない点です。外壁材が乾燥するまで外壁塗装はできません。下処理程度ならできる場合もありますが、強引に塗装をしても水で塗料が垂れます。外壁塗装自体は早く終わってもすぐに不具合が出ればやり直しです。
豊橋市で戸建て外壁塗装を業務用高圧洗浄機でキレイにできるのはカトペン
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊橋市の地域密着、外壁塗装と屋根塗装専門業者です。創業から愛知県東三河地域を中心に、実績を積み重ねてきました。住まいの劣化状況や外壁材などの素材を適格に見極めた提案ができます。優秀施工者国土交通大臣顕彰も受賞した元職人が、技術顧問として後輩に技術を伝えています。外壁塗装、屋根塗装や高圧洗浄も含めた工程の技術研鑽を欠かしません。
適切な足場と養生を行い近隣住民にも迷惑をかけない高圧洗浄や外壁塗装を提案します。カトペンへの戸建てに関する外壁塗装の相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。電話やメールでもご相談を受け付けております。
DATE 2024年7月19日(金)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
アパートやマンションの屋根は、台風による雨漏りを防ぐための防水工事が必要です。戸建てでは屋根塗装ですが、アパートやマンションの屋根の場合は防水工事を行います。
防水工事が必要なのは、台風のダメージで陸屋根や屋上の防水層が壊れると雨漏りにつながるからです。台風が通り過ぎたあとに降った雨で、雨漏りに気づく場合もあります。強風にあおられて飛んできたものが、下地や下地を水から守る防水層を傷つけることもあるのです。
多くのアパートやマンションの屋根は、陸屋根という平らな形状をしています。通常はウレタンやシートやFRPの他、アスファルト防水による防水層が施工されているでしょう。防水層のおかげで建物の中に水は侵入できません。そのため、雨漏りが発生している状況は防水層の劣化や破損の可能性が考えられるのです。
とくに建ててから10年以上経過していたら、台風の前に防水層が劣化していたかもしれません。そこで今回のお役立ちコラムでは、アパートやマンションの屋根を守る防水工事についてくわしくお話しします。
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台風でアパートやマンションで雨漏りが起きるとオーナーや大家の責任
台風シーズンになるとアパートやマンションのオーナーは雨漏りへの不安が大きくなりませんか?
令和5年6月3日の台風2号の接近で、大雨による被害が出ました。市内全域に避難指示も出ています。家屋の床下浸水やがけ崩れによる道路の寸断なども発生しています。台風は多くの被害をもたらします。雨漏り以外に戸建てなら屋根の瓦や板金が飛ばされる被害です。
アパートやマンションで破損があると、原則、大家様が修繕費用を負担します。民法606条でも修繕の責任について決められているからです。
第六百六条賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。ただし、賃借人の責めに帰すべき事由によってその修繕が必要となったときは、この限りでない。
民法に規定されているように、入居者の行為が原因で発生したトラブルなら大屋様も修繕費を請求できます。ただ、台風や経年劣化による防水層の劣化で雨漏りが発生すれば大屋様の責任です。
さらに陸屋根という平らな形状は、戸建てより雨漏りの危険性があります。平らで傾斜もあまりないため水はけが悪いからです。防水層の機能が限界を迎えると、早めに対処しなければ雨漏りが発生します。
雨漏りで入居者の住環境は一気に低下します。「なぜ対策をしていなかったのか」と大家の責任問題に発展しかねません。放置すれば退去者が続出してもおかしくないのです。「雨漏り対策をしていなかった」と噂が立てば、新しい入居者は激減する可能性もあります。
台風関係なく日頃から注意したい防水層の劣化サイン
アパートやマンションの屋根や屋上で注意したい劣化サインがあります。メンテナンスをしないと雨漏りにつながりかねない劣化です。以下は日頃から注意したい屋根や屋上の劣化サインです。
- 雑草の発生
- ヒビ割れ
- 防水シートがはがれや破れ
- 排水口や周辺にゴミが溜まっている
- これらの劣化が雨漏りにつながる理由をお話しします。
- 雑草の発生
陸屋根に雑草が生えているなら要注意です。種、土やホコリ、水という条件がそろうと生えます。植物の種は鳥のフンや風などで飛ばされてきます。土やホコリも同様に風です。また、屋上に人が出入りするなら靴についた泥もあります。
雑草で注意したいのは水と根っこです。大雨や台風で一時的な水たまりができるのは仕方ありません。ただ、施工不良で傾斜不足になると水はけが悪くなります。そのため水たまりができて蒸発するまで消えません。傾斜以外では排水口や周辺にゴミが溜まっていると水はけが悪くなります。適切な傾斜があれば水は排水口の方へ流れていきます。ただ、排水口自体がゴミで詰まっていると流れていきません。
雑草の根っこは防水層まで張って傷つけている可能性があります。根っこにより傷ついた防水層では、下地まで水が流れて雨漏りにつながるのです。水たまりや排水口や周辺のゴミは簡単に確認できるため、日頃から意識してチェックしてみてください。ゴミで詰まっているなら掃除でこまめに取り除きましょう。
ヒビ割れ
ヒビ割れも劣化のサインです。雨風や太陽光の影響を受け、防水層を保護するトップコートという塗料が劣化します。防水層は水をシャットアウトできますが、雨風や太陽光の他、歩く人間の重みには弱いのです。そのためトップコートという防水層を保護する塗料で守っています。防水層の表面に現れるヒビ割れの多くはトップコートのものです。
トップコートのヒビ割れの次は、防水層の劣化が待っています。台風のような暴風雨でヒビ割れから大量の雨水が侵入すれば劣化は進むでしょう。
防水シートがはがれや破れ
アパートやマンションの陸屋根の防水工法の内、シート防水で発生する劣化です。シート防水のシートは複数枚を使って陸屋根の広範囲をカバーしています。そのためシートとシートの間には接合部が生まれるのです。劣化するとシート接合部がはがれたり破れたりします。
はがれや破れから雨水が侵入すれば、防水層にダメージを与えるのです。また、台風の際にあおられてシートが飛ばされるリスクもあります。
戸建ての屋根塗装とは違うマンションやアパートの防水工事
戸建ての屋根塗装とは違い、マンションやアパートは防水工事で雨漏り対策をします。戸建ての屋根塗装では、シリコンやフッ素や無機など種類が豊富です。マンションやアパートの陸屋根の防水工事の場合、一般的に以下の4種類で施工します。
- ウレタン防水
- FRP防水
- シート防水
- アスファルト防水
これらの防水工事の特徴についてお話しします
ウレタン防水
ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を塗って防水層を形成します。ウレタン防水は排水口やその周辺のような複雑形状でも施工可能です。防水層は軽量のため、重みによる建物への負担を軽くできます。コストもFRP防水と比較するとリーズナブルです。シート防水のように、接合部や継ぎ目もないため仕上がりを均一にできます。
ただし乾燥まで時間がかかるため工期は長くなります。また、人の手で塗るため、職人の熟練度により仕上がりに差が出やすいです。
FRP防水
繊維強化プラスチックに補強材であるガラス繊維を混ぜて耐久性を高めています。下地に凹凸がある場所でも施工可能です。下地に既存の防水層があっても撤去不要で、上から施工できます。重みにも強いため人が頻繁に出入りするマンションやアパートの屋上に適した防水工法です。新築のベランダにもよく採用されています。
耐久性以外に高い耐熱性や耐水性を備えているのも強みです。ウレタン防水と比較すると乾きやすいため短工期で施工できます。
ただしウレタン防水やシート防水と比較するとコストは高めです。臭気が強いため、施工前に入居者全員に伝えておきましょう。伸縮性がない分、広範囲の施工でヒビが入りやすいです。伸縮性がある木造の建物には向いていません。紫外線に弱いため、防水層の保護塗料であるトップコートは必須です。
シート防水
シート防水は下地にシートを貼り付ける工法です。ゴムシートと塩化ビニールシートがあります。ゴムシートは合成ゴム系で、接着剤やテープで貼り付ける工法です。コストも低く工期も短くて済むため、部分的な応急処置でも採用されています。
塩化ビニールシートは塩化ビニール樹脂を下地に貼り付ける工法です。カラーやプリントなど高いデザイン性を備えています。一部の塩化ビニールシートでは、歩行可能なものもあります。紫外線や熱に対して強いのもメリットです。
シート防水は貼り付ける工法のため、ウレタンやFRP工法やアスファルト工法より手間がかかりません。ただし、シートとシートの接合部分は職人の熟練度で差が出ます。技術力が低い職人の施工だとわずかな隙間でも雨水が侵入するリスクもあるのです。また、高層マンションで強風が吹くような場所だと飛ばされるため向いていません。
アスファルト防水
アスファルトを含ませた特殊なシートを下地へ貼り付ける工法です。古くからあり、日本で初めて施工されたのは100年以上前という話もあります。令和になっても施工されるのは信頼されている証明です。
高い防水性能を誇りますが、歩行のために保護モルタルを施工します。重くなるために建物への負担が大きく木造建築には適していません。
豊橋市で台風シーズンの前にアパートやマンションの防水工事をするならカトペン
カトペンは豊橋市と豊川市で地域密着の外壁と屋根塗装工事専門店です。戸建ての屋根塗装はもちろん、アパートやマンションの平らな陸屋根の防水工事もお任せください。
防水工事を契約する施工業者の選定は慎重な判断が求められます。施工場所や状態により適切な工法を選ぶ専門知識や経験も必要です。施工費用が安いからと、施工実績が少ない業者と契約すると思わぬ事故が起こる場合もあります。施工したばかりのシート防水のシートが強風で飛んでしまい、周辺の建物の窓に突っ込めば大事故です。
ウレタン防水もただウレタン樹脂を塗るのではなく技術力が求められます。塗り残しがあればそこから雨漏りにつながる可能性もあるのです。
カトペンは大手ゼネコンの新築物件や官庁の公共の塗装工事も請け負った実績があります。豊橋市のマンションやアパートの屋根の防水工事の相談は、ホームページの問い合わせフォームで受け付けております。電話やメールでもお気軽にご相談ください。
DATE 2024年7月16日(火)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市のマンションの外壁塗装を検討しているオーナー様は、下塗り塗料にこだわってみてください。外壁、屋根関係なく、下塗りをしないと不具合のリスクが高まるからです。ハイグレードな無機塗料や光触媒を採用していても外壁塗装は失敗します。
下塗りは4つの重要な役割を担っているからです。
「外壁と上塗り塗料との接着」
「外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐ」
「塗装機能の向上」
「下地の色を隠す」
これらの効果がなくなりますから失敗も当然です。マンションの外壁塗装は戸建てより施工面積が広くなります。その分コストもかかりますが、外壁塗装専門業者の行う全工程には意味があるのです。
そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市のマンションオーナー様に外壁塗装の下塗りについてくわしくお話しします。
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一般的な外壁塗装の工程
外壁塗装は「塗料を塗るだけ」と言えるほど簡単ではありません。近隣へのあいさつや高圧洗浄、下地処理まで塗料を塗布するまで多くの工程があります。以下は一般的な外壁塗装の工程です。
- 近隣へのあいさつ
- 足場の設置
- 高圧洗浄
- 養生
- 下塗り
- 中塗り~上塗り
- 工事完了検査と仕上がりの確認
- お引渡し
これら多くの作業が必要です。塗装業者によって細部で異なる部分はあるかもしれませんが、ほぼ同じ流れです。
大手塗料メーカーアステックペイントの運営組織プロタイムズは、下塗り工事後に中間検査を行います。塗り残しや手抜きをしていると、失敗する可能性が高くなるからです。
下塗りとは?4つの重要な役割
マンションの外壁塗装で塗料を塗る工程だけ取り出すと「下塗り」「中塗り」「上塗り」の4つです。塗料を塗る工程の最初に施工します。4工程の各目的についてくわしくお話しします。
外壁と上塗り塗料との接着
外壁と上塗りの塗料と接着させるために下塗り塗料が必要です。上塗り塗料を外壁に直接塗っても、接着力がないためにはがれます。下塗り塗料は外壁と上塗り塗料の接着剤として機能するのです。
下塗り塗料を選ぶ際は、外壁材や上塗り塗料との相性も考えなければなりません。過去に伸縮性のある塗料を塗っていたとします。時間が経過して新しく外壁塗装をするなら下塗り塗料には伸縮性が必要です。過去に使った塗料と違う伸縮性のない下塗り塗料を使うと、塗膜にヒビが入る可能性もあるからです。
塗膜は太陽光の紫外線や赤外線の他、雨や風から守るために行います。外壁塗装は塗膜を作って外壁を守るのが目的です。塗膜に不具合が出れば外壁塗装の意味はありません。外壁塗装完了後、すぐに塗膜が劣化しても不思議ではないのです。
外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐ
最初に建てて10年以上の長い時間が経過すると、外壁にヒビのような劣化も出ます。その状態の外壁は新築とは違い、塗料を吸い込むようになっているのです。塗料を吸い込むと、上塗り塗料に厚みを出せません。厚みが不足すると塗膜の劣化は早まります。色やツヤにもムラができるため、本来の美観を得られません。下塗り塗料を塗布しておけば、上塗り塗料が外壁に吸収されるのを防げるのです。本来の色ツヤも出るため、希望する美観を得られます。
基本的に下塗りは1回ですが例外もあります。たとえば劣化が激しい場所や新築のモルタル外壁への塗布です。下塗り塗料も上塗り塗料と同様に、外壁に吸い込まれるため接着剤として機能しません。下塗り塗料が吸い込まれなくなるまで2回以上塗布する場合もあります。
塗装機能の向上
下塗り塗料に機能性を持たせたものがあります。たとえば防カビや防サビの他、遮熱機能などです。下地表面を固められるものもあります。カビやサビは美観を損なう劣化です。とくにサビは美観だけではなく、耐久性を低下させるトラブルに発展しかねません。
遮熱機能は室内の気温上昇を抑えるのに役立ちます。遮熱機能とは太陽光を反射させる機能です。太陽光が外壁材に当たると表面温度が高くなります。屋根だと60度になることもあるほどです。外壁材に蓄えられた熱は夜になってもじわじわと放出するために室温が上昇します。マンションの場合、断熱材だけでなく遮熱塗料も施工すると快適性が増すでしょう。コストと利益を考えて採用の判断はするべきですが、マンションの売りの1つになります。
下地の色を隠す
下塗り塗料は、下地の色を隠すことができます。元々が濃い色の外壁材だった場合、淡い色にしようとしてもうまくいきません。下地の色が濃過ぎると、薄い色で隠しきれないからです。その場合、白い下塗り塗料で下地の色を隠せます。そのうえで上塗り塗料を塗ると、希望通りの色を実現できます。
下塗り塗料の種類
下塗り塗料は1つだけでなく「シーラーやプライマー」「フィラー」などがあります。以下にシーラーやプライマー、フィラーについて具体的にお話しします。
シーラーやプライマー
シーラーやプライマーには「水性タイプ」と「溶剤タイプ」があります。水性タイプのシーラーは臭いが少なく、劣化症状が軽い場所の施工に適したタイプです。一方の溶剤タイプは臭いの強さが特徴です。外壁の傷んでる場所に対応でき、吸い込みを防げるだけでなく乾燥時間も短くて済みます。
フィラー
シーラーとプライマーは液体でサラサラしており、フィラーは逆に粘り気があります。凹凸のある外壁に採用されることが多い下塗り塗料です。フィラーを塗布すると下地を平らで滑らかにできるからです。ヒビ割れに塗布して覆うような役割もあります。
また、シーラーやープライマーより厚みが必要です。そのためシーラーやプライマーと異なり厚みを2倍〜3倍にできる砂骨ローラーを使います。
これらは代表的な下塗り塗料ですが他にもあります。「微弾性フィラー」は伸縮性とヒビ割れに対する塗膜の追従性が特徴です。「バインダー」は軽い劣化や塗料の吸い込みが少ない外壁に採用されます。基本的に築10年以上の建物ではなく新築で採用される下塗り塗料です。
「サーフェイサー」はシーラーをはじめとした下塗り材と上塗り材の間に塗布します。シーラーを塗ったあとの下地の微調整や密着性を高める目的です。傷んだ下地にシーラーと一緒に使うこともあります。
下塗り~上塗りまでの日数
下塗りは必ずしなければなりません。ただオーナー様として気になるのは工期ではないでしょうか。入居者に正確な情報を伝えるためにも把握しておきたいところです。
外壁工事で塗料を塗る作業だけだと下塗りは1日です。中塗りと上塗りで合計2日かかります。ただし目安でしかありません。外壁の範囲の広さや劣化状態と天候にも左右されるからです。とくにマンションの規模が広い場合は1日では済みません。
塗料を塗る作業だけではなく、各工程で行われる作業は最低1日かかります。また、外壁塗装は塗料を乾かす時間が必要です。雨が降ると湿度が高くなるため外壁塗装はできないからです。スケジュールを優先させて強引に施工しても、塗料が雨で流れる可能性もあります。光沢も落ちますし施工後すぐに塗装がはがれたりヒビ割れたりしかねません。あらためて塗膜を除去して再塗装も求められます。その分費用もかかりますし工期も伸びて、オーナー様にとっては損しかないのです。
下塗りの費用
下塗り塗料の費用相場は700円/㎡〜1,000円/㎡ですが、あくまで目安と考えてください。下塗り塗料もピンからキリまであるからです。安いと費用を抑えられますが、遮熱機能を備えているような製品は費用も高額になります。また、マンションが大規模ならその分、施工面積も広く職人も数が必要なため金額は上がるのです。他にも外壁の劣化が激しいなら下地調整も時間がかかります。高圧洗浄で古い塗膜や汚れの除去が必要です。サビがあれば落とさなければなりません。
豊橋市で外壁塗装をするならカトペンにお任せください
外壁塗装は下塗りだけでもコストがかかります。ただし外壁塗装をしない場合、劣化するとマンションの資産価値は落ちるでしょう。美観も悪くなり雨漏りが頻発するようなマンションだと入居率は厳しくなるかもしれません。家賃を下げたり、敷金と礼金をなくしたりしても入居者がいないとマンション運営自体できなくなります。
ただし外壁塗装は安ければいいものではないのです。「安くしたいから下塗りはなし」という提案をして「はい」と応える外壁塗装施文業者はいません。結果を知っているからです。もし要望に応えるようなら悪徳業者の可能性さえあります。外壁塗装は実績やホームページに事例を掲載し、評判の高い業者に任せるべきです。
株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店は豊川市と豊橋市を中心に地域密着で外壁塗装工事を手がけてきました。大手塗料メーカーアステックペイントが母体になっている認定プロ施工店の運営組織プロタイムズの加盟店です。アステックペイント代理店部門施工実績では愛知県3位を獲得しています。東三河では1位です。ホームページでは300件以上の事例もご紹介しています。
カトペンへの外壁塗装へのご相談はホームページの問い合わせフォームでお伝えください。電話やメールでも受け付けております。相談、見積もり、診断は無料なためお気軽にご相談ください。
DATE 2024年7月12日(金)
外壁塗装・屋根塗装はカトペンへ!
お役立ちコラムをご覧いただきありがとうございます。
豊橋市で地域密着の優良塗装業者、
屋根・外壁塗装工事はお任せください!
外装劣化診断士の小黒です!
豊橋市の戸建て住まいで初めて「屋根塗装」を検討中なら、塗料の知識が必要です。専門知識は不要ですがある程度知っておくと、塗料選びや塗装のタイミングを適切に判断できます。
本州のほぼ中心にある豊橋市は温暖な気候で冬も雪がときおりちらつく程度です。ただ、温暖化の影響で気温は上昇傾向にあります。真夏は30度を超え、熱中症の危険性も高まる気候です。
屋根は屋根塗装により作られる塗膜という膜で保護されます。真夏の厳しい日差しも塗膜があるため屋根に直接当たりません。ただ、塗膜は劣化します。屋根塗装の塗料には耐用年数があるからです。耐用年数は機能が保てる塗料の寿命を示しています。塗料にはアクリルやウレタンの他、フッ素、無機塗料などさまざまですが、耐用年数は異なるのです。また、耐用年数以外に機能性も異なります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、豊橋市で戸建て住まいの屋根塗装を検討中の方に塗料の基礎知識をくわしくお話しします。
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屋根塗装が必要なのは紫外線や雨風での劣化を防ぐため
屋根材は一般的に大きく4種類あります。
粘土系 |
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セメント系 |
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スレート系 |
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金属系 |
|
これらの屋根材はメリットもあればデメリットもあります。共通して言えるのは、耐久性や耐候性があってもすべての屋根材は劣化することです。太陽光の赤外線の熱や紫外線、雨や風でダメージを受けます。
1年程度では劣化しませんが、数年もダメージを受け続けるとヒビや割れなどの劣化症状が出ます。巨大な岩石も風や雨により削られるのと同じです。屋根材の寿命を長くしたいなら、塗料による屋根塗装という選択肢が出てきます。
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塗料が戸建ての屋根を守る仕組み
屋根塗装で屋根材を守れるのは、塗料による塗膜があるからです。塗膜が雨風や太陽光などから屋根材が直接ダメージを受けないようにしています。
塗膜は塗料が乾いて残った成分が固まったものです。塗料は「顔料」「樹脂」「水や溶剤」「添加剤」で構成されています。
顔料とは物に色をつける成分です。樹脂は元々松ヤニや、うるしのような樹木の樹液が固まったものを指していました。化学の進歩で石油や石炭などの原料にした人工的な合成樹脂が登場しています。塗料に含まれるのはその合成樹脂です。
水や溶剤は、樹脂を溶かしたり薄めたりするために含まれています。溶剤の代表例はシンナーです。添加剤は塗料の性能を高めるために含まれる、防カビ剤やつや消し剤などがあります。
屋根材に塗料を塗ると「残って塗膜になる成分と残らない成分」に分けられます。残って塗膜になるのは顔料・樹脂・添加剤です。水や溶剤は揮発して気体になり残りません。残った成分は乾燥して固くなった状態となり、塗膜として残ります。その塗膜が屋根材を保護するのです。
屋根塗装で押さえておきたい機能性
屋根に限らず外壁でも押さえておきたいのが機能性です。塗料の機能性は大きく分けて「保護」「美観」「特別な機能」があります。3つの機能に関して以下でくわしくお話しします。
保護
屋根塗装をすることで下地である屋根材を守れます。雨や風や紫外線はもちろん、排気ガスや雪や熱も屋根材の劣化を進める要因です。塗膜が外部からのダメージ要因をシャットアウトします。保護されることで屋根材は長持ちするため、安心できる住環境を保てるのです。
美観
美観とは見た目の美しさに関することです。塗料自体に色や模様や光沢を持っています。住まいの外観は見る人の印象を左右する重要な要素です。屋根も視界に大きく入るためおろそかにできません。
特別な機能
塗料が付与できる特別な機能は本当に幅広いです。以下は代表的な機能の一例です
- 遮熱性
- 耐熱性
- 防火性
- 防汚性
- 防水性
- 防錆性
- 防音性など
たとえば遮熱性能があると室内の気温上昇対策ができます。真夏に住まいの温度が上昇するのは太陽光の赤外線が理由です。赤外線が屋根や外壁に当たると表面温度を上昇させます。また、当たった屋根材や外壁は熱を蓄えて放出するのです。そのため室内は熱い状態が続きます。遮熱塗料は太陽光を反射させるために、屋根材や外壁材への熱による影響を抑えられるのです。
他にも、屋根材や外壁材の高熱が室内に伝わりにくくなる断熱機能が高いものもあります。雨と一緒に汚れが落ちる防汚機能までさまざまな機能性を持たせた塗料が販売されています。
塗料の種類と特徴
塗料の耐用年数は塗膜が劣化して機能性を失うまでの期間です。以下は一般的に使用されている塗料と耐用年数です。
塗料の名前 | 耐用年数 |
アクリル | 約3~5年 |
ウレタン | 約5~7年 |
シリコン | 約7~10年 |
フッ素 | 約10年~15年 |
無機塗料 | 約10年~15年 |
耐用年数は絶対的な数字ではなく、あくまで目安と考えてください。建っている場所次第で、住まいの負担が変わるからです。たとえば、工場の近くや交通量の多い場所だと、排気ガスや煤(すす)があります。海の近くなら潮風は塗膜にダメージを与える要因です。他にも毎年大雪が降るような場所や、真夏でとくに温度上昇する場所があげられます。耐用年数はあくまで期待できる耐用年数です。次は各塗料の特徴をくわしくお話しします。
アクリル
アクリル塗料とは「アクリル系の合成樹脂」が使われている塗料です。高い透湿性があるため湿気の影響が大きくなる場所に塗装されることがあります。ただ、シリコン塗料やフッ素塗料など、高い耐久性と機能性を持つ塗料の登場で採用は減りました。価格は塗料の中でも低価格ですが、耐用年数は約3〜5年程度です。メンテナンス頻度が多くなるため、コストパフォーマンスは高くありません。
ウレタン
ウレタン樹脂の塗料です。シリコン塗料が出るまではよく採用されていました。アクリルより高額ですが、他の塗料と比べると安い部類に入ります。アクリルより耐用年数は長いため、コストとのバランスがいい塗料です。また、耐摩耗性という点に強みがあります。屋根以外に鉄階段や手すりの他、雨戸などに塗られています。ただし、長期的に屋根塗装を持たせる場合では向いていません。
シリコン
価格と機能性のバランスがいい塗料です。アクリル、ウレタンと代わり主流となっています。カラーバリエーションの豊富さもよく採用される理由です。水へのなじみがいい親水性も有しています。親水性が高い場合、雨が降ると汚れも一緒に流れるのがメリットです。ガラスや鉱石と同じ構造をしているため、雨風や日差しに強い高耐候性があります。
フッ素塗料
フッ素塗料は幅広い天候に対抗できるだけの高い耐候性があります。施工コストは高額ですが、約10年以上の耐用年数を持っています。アクリルは約3年〜5年の耐用年数ですから、10年保たせるには最低2回〜3回の屋根塗装が必要です。コストは安いですがあくまで塗料の価格に過ぎません。屋根塗装の施工費も考えると一度で済むフッ素塗料のほうが安くなるという考え方もあります。
他にも汚れにくい防汚性能があるのも強みです。雨が降るだけで屋根の汚れを洗い流せます。屋根の美観と劣化につながる苔やカビなどの抑制機能も期待できるのです。また、遮熱機能の高さもあります。高い遮熱機能は太陽光の熱で屋根が暑くなり過ぎるのを防ぐのです。真夏は住まいの中で熱中症になる方も少なくありません。子供や高齢者は熱中症のリスクが高いため、フッ素塗料は有効な対策と言えるでしょう。ただし塗膜の硬さからヒビ割れが起きやすいという注意点もあります。
無機塗料
無機塗料はセラミックやケイ素のような無機物を配合しています。超耐候性と言えるほど、雨風や紫外線への強さを持っています。1度施工すれば15年以上長持ちするのがメリットです。雨風や紫外線に強い耐候性や汚れに強い低汚染性能もあります。フッ素塗料と同様に苔やカビの発生も抑えられるため、美観の維持という面でもメリットがあるのです。
遮熱性も高いため、熱中症対策も期待できます。高い遮熱性があるとエアコンの効率的に稼働させられます。室内の気温上昇を抑えられるため、設定温度まで下げるための稼働時間が短くなるからです。エアコンの消費電力が効率的になることで電気代の節約が期待できます。
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持続可能な美観を実現!無機塗料でマイホームを守るメリットとは?耐候性の高い無機塗料とは?
豊橋市で戸建ての屋根塗装のことは外壁・屋根塗装工事専門店のカトペンです
外壁・屋根塗装のことなら豊橋市の地域密着株式会社カトペン/プロタイムズ東三河店/豊橋中央店にお任せください。大手塗料メーカーアステックペイント運営のプロタイムズ加盟店です。遮熱性や耐久性や防汚性までさまざまな機能を持ったアステックペイントの塗料を提案できます。
アステックペイントは品質の高い施工ができる業者にしか商品を販売しない方針です。そのため屋根塗装の要望に応えられる自信がカトペンにはあります。
おかげさまで、全国展開の住宅塗装ネットワークでは4部門で1位を獲得しました。お客様満足度、店舗展開数、施工累積棟数や建物診断累積数での1位です。豊橋市での屋根や外壁塗装のご相談は、ホームページの問い合わせフォームで受け付けております。メールや電話でも相談無料、見積もり無料、診断無料なのでお気軽にご相談ください。
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